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2021.09.30

尿を利用したがんの早期発見を目指すCraif
Analytics ManagerにBogumil Kaczkowsk氏が就任

 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、理化学研究所 ゲノム制御ネットワーク研究チームのBogumil Kaczkowsk氏が、当社のAnalytics Managerに就任したことをお知らせいたします。

​​​​Bogumil氏の就任により、尿中バイオマーカーの大規模データ解析を加速

 Bogumil氏は、バイオインフォマティクス領域で博士号を取得後、2012年より理化学研究所にて研究員と同分野の研究に従事し、2021年4月よりゲノム制御ネットワーク研究チームの副リーダーに就任し、分子ネットワーク/ゲノミクス研究の第一線で活躍してきました。がんのバイオマーカーに関する研究等、アカデミアでの業績のみならず、旧Exiqon(現Qiagen)にてマイクロアレイの開発プロジェクトに携わった経験を持つなど、バイオインフォマティクスの最先端の知見の開拓およびその社会実装を牽引する研究者です。Bogumil氏がもつ豊富な知見と経験を基に、Craifは尿中バイオマーカーの大規模データ解析を推し進め、がんの早期発見に資する尿検査の研究開発を加速します。

~Bogumil氏のコメント~
 10年以上、一貫してトランスクリプトミクス、がんのバイオマーカーの発見、そしてデータ解析による生物学的問題の解決を目指し研究を行ってきました。ディープシーケンシング技術を用いた尿によるがんの早期発見という目標に向かって研究へ情熱を捧げられることを非常に嬉しく思います。臨床応用や治療結果の改善に向け、着実に研究を加速していく所存です。
 The common themes of my 10+ years of research career are transcriptomics, cancer biomarker discovery, and using data analysis to solve biological problems. I am excited I will have the opportunity to combine those passions into one objective – developing the urine-based, early detection of cancer using deep sequencing technologies. Last but not least, I look forward to doing research with a clear focus on clinical application and improving outcomes.

Bogumil Kaczkowsk氏(ボグミル カチコフスキー)
理化学研究所
ゲノム制御ネットワーク研究チーム 副リーダー
略歴
2006年Poznan University of Life Sciences(ポーランド)を卒業後、University of Copenhagen(デンマーク)にて2009年に生物学・バイオテクノロジーの修士号、2012年にバイオインフォマティクス分野で博士号を取得。その後2012年より理化学研究所にて研究員としてバイオインフォマティクス研究に従事し、2021年4月よりゲノム制御ネットワーク研究チームの副リーダーに就任。分子ネットワーク/ゲノム分野の研究の第一線で活躍してきた。遺伝子の発現制御系やネットワークの研究を中心とした29報の査読付き論文報告のみならず、哺乳類のプロモータを対象としたFANTOM atlasやがんゲノムを対象としたThe Cancer Genome Atlas (TCGA)といった大型のコンソーシアムに貢献。