2021.10.01
Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、2021年9月30日(木)~10月2日(土)にパシフィコ横浜で開催される「第80回 日本癌学会学術総会」において、卵巣がん早期発見バイオマーカーとしての尿中miRNAに関する研究成果をポスター形式で本日発表したことをお知らせいたします。
■発表内容について
尿を利用したがんの早期発見を目指すCraifは、卵巣がんの早期発見を可能にするスクリーニング検査の樹立に向け、尿中のmiRNAに着目したバイオマーカー探索を行いました。尿中miRNAの包括的なプロファイリングを実施したところ、卵巣がん患者に特有の発現パターンを示すmiRNAが複数みられ、その発現パターンを機械学習で解析することにより、早期ステージも含めて卵巣がんを高い精度で検出することに成功しました。本研究で見いだされたバイオマーカーは、安価で簡便なRT-qPCR法でも安定的に検出できることを確認しました。さらに、これらのmiRNAはがんや腫瘍微小環境に関連した遺伝子に影響を及ぼすことが明らかになりました。
■開催概要
【学会名称】第80回日本癌学会学術総会 The 80th Annual Meeting of the Japanese Cancer Association
【テーマ】80年を超え、がん撲滅の願いを未来へ
【会期】2021年9月30日(木)~10月2日(土)
【学術会長】佐谷 秀行(慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所)
【開催場所】パシフィコ横浜 会議センター・展示ホールAB(学術総会)、
パシフィコ横浜ノース G401+G402 (市民公開講座)
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
TEL:045-221-2155(パシフィコ横浜・総合案内)
※詳細は、公式Webサイト(http://www.congre.co.jp/jca2021/)をご覧ください