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2022.01.13

「Craif中部検査センター」衛生検査所登録のお知らせ

 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)の研究施設である「Craif中部検査センター」は、衛生検査所の本登録が完了したことをお知らせいたします。

 Craifの研究施設である「Craif中部検査センター」は、下記の通り衛生検査所の本登録を完了いたしました。
【登録番号】第35号、遺伝子関連・染色体検査(体細胞検査遺伝子検査)

■登録の背景
 登録衛生検査所は、臨床検査技師等に関する法律で定義された、病気の診断や健康診断のために採取された検体を検査する施設のことです。衛生検査所を開設する場合は、衛生検査所の構造設備、管理組織、検体検査の精度確保の方法が、厚生労働省令で定める基準に適合しているか保健所の審査を受け、その衛生検査所の所在地の都道府県知事による登録を受ける必要があります。現在、日本国内で提供されている消費者向け検査サービスは、登録衛生検査所ではなく、審査なく開設できる検査室で簡易的に行うことができるため、監視体制・精度管理が不十分で、質の低い検査サービスであっても流通可能となってしまっています。Craifは、今後提供する『miSignal™(マイシグナル)』をはじめとした検査サービス全体の品質向上および精度管理を担保するため、登録衛生検査所である「Craif中部検査センター」を開設いたしました。

■今後について
 提供を予定している、肺がん並びに卵巣がんの早期発見を行う尿検査『miSignal™(マイシグナル)』をご利用される皆様に、高精度で品質の確保された検査サービスを届ける体制を整えました。今回の衛生検査所登録を契機に、より一層充実した検査体制の確立に励んでまいります。

■『miSignal™(マイシグナル)』の概要
 『miSignal™(マイシグナル)』は、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすマイクロRNA(以下miRNA)を尿から検出するPCR検査です。独自の技術により尿中の微量なmiRNAを効率よく捕捉し、早期のがんリスクも高精度で検出します。本サービス最大の特長は“痛みがない”という点です。医療機関へ尿を提供するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックを行っていただけます。なお、今後提供を予定している『miSignal™(マイシグナル)』の対象がん種は「卵巣がん」「肺がん」です。今後、研究開発の進捗とともに順次検査可能ながん種を増やしてまいります。詳細はWebサイト(https://misignal.jp/)をご覧ください。

※導入ご希望の医療機関はこちら(https://form.run/@misignal-support
※医療機関以外の方で、『miSignal™(マイシグナル)』に関する最新情報をご希望の方は、Webサイト上のフォームよりお問い合わせください。

プロダクトイメージ画像(2021年12月時点)