2024.04.25
がんの早期発見と予防につなげる「マイシグナル®︎シリーズ」を提供するCraif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)が、第92回WIN定例講演会・第47回人間情報学会講演会で『尿を用いた痛みのないがんの早期発見〜最先端の技術はがん検査をどう変えるか〜』について講演を行いました。Craifは今後も、がん治療最適化に向けた新しい取り組みを広く届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。
■ 講演情報
・講演名:尿を用いた痛みのないがんの早期発見〜最先端の技術はがん検査をどう変えるか〜
・講演者:Craif株式会社 最高技術責任者(CTO)、名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授 市川 裕樹Ph.D
■第92回WIN定例講演会・第47回人間情報学会講演会について
・開催期間:2024年4月24日(水)
・開催地:お茶の水女子大学 国際交流プラザ2階 多目的ホール
・テーマ:エクソソーム 〜人体の通信ネットワークにおける役割と治療への応用〜
・概要:現代の情報通信技術におけるデジタルネットワークの進化に類似して、人体内の各臓器間の情報交換システムもまた高度に統合されています。この生物学的通信ネットワークにおける重要な媒体がエクソソームです。エクソソームは、細胞が放出する細胞外小胞であり、臓器間の情報伝達に不可欠な役割を果たしています。近年、エクソソームががんの転移や新たな診断法、治療法の研究において重要な役割を担っている事が明らかになっています。本講演会では、エクソソームの専門家による講演を通じて、エクソソームの人体内での情報伝達メカニズムについて深く掘り下げ、がんの診断や治療法の開発におけるその新たな可能性について考察します。
■ 「マイシグナル®︎シリーズ」について
「マイシグナル®︎シリーズ」は、早期発見と予防につなげる、がんリスク検査です。このシリーズは早期発見領域のマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する「マイシグナル・スキャン」と、より手軽にがんリスクを評価する「マイシグナル・ライト」、予防領域のがんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。
まず、遺伝的に何のがんができやすいかの体質を知り、個々のリスクに応じた予防のための行動を提案。さらに、今すぐに対処すべきがんがないか、定期的な検査を通じて、早期発見につなげる。それが、「マイシグナル®︎シリーズ」の包括的ながん対策です。「マイシグナル・スキャン」「マイシグナル・ナビ」の対応がん種は、すい臓がん、大腸がん、胃がん、食道がん、肺がん、乳がん、卵巣がんの7種です。詳細はWebサイト(https://misignal.jp/)をご覧ください。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP®︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」、手軽ながんリスク検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/