Ensure lifelong health
to everyone

TECHNOLOGY

MICRO RNA

細胞から分泌される生体物質であり、がん細胞と正常細胞では分泌されるmicroRNAの種類や量が異なる。がん細胞のmicroRNAは血液検査・画像診断・内視鏡等では発見しにくい早期の段階のがんから分泌されるため、新たながん早期診断のターゲットとして研究されている。

DEVICE

酸化亜鉛ナノ構造体とマイクロ流路を組み合わせたCraif独自のデバイスにより、がん細胞から分泌されて、尿中に含まれる微量のmicroRNAを高効率に分離・回収することで、高精度ながん早期診断を可能にする。

AI

Craifの保有するmicroRNAデータベースと機械学習技術を組み合わせることにより、独自のがん発見プログラムの開発を行っている。ナノデバイスにより分離・回収されたmicroRNAのプロファイルをがん診断プログラムにより分析することで、がんの早期・高精度発見を行う。

COMPANY

Craifの使命は、「人々が天寿を全うする社会の実現」です。
がんは早期に発見することで、患者の生存率が上昇し、予後も大きく改善することが知られています。 また、既存のがん診断には痛みを伴うものや、精度の不十分なものも多く、定期的な診断・早期発見には不向きであるのが現状です。 そこでCraifは、尿検査による「痛みのない高精度ながん早期発見」により、人々ががんで命を落とすことのない世界の構築を目指します。

HISTORY

2020年6月

社名変更

2018年5月

会社設立

2020年
6月

2018年
5月

TEAM

LEADERSHIP

SCIENTIFIC ADVISORS

NEWS

2020年06月24日

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)における 「先進的医療機器・システム等開発プロジェクト」に採択 ~尿検査による超高精度早期がん診断の開発を加速~

Craif(旧Icaria)株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:小野瀨 隆一、以下Craif)が、国立大学法人 名古屋大学(本部:愛知県名古屋市、総長:松尾 清一、以下名古屋大学)・社会医療法人 北斗(本社:北海道帯広市、理事長:鎌田 一、以下北斗)と共同研究中の「超高精度・無侵襲早期がん診断を実現する尿中 microRNA の簡易な機械解析システムの開発」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED)の「先進的医療機器・システム等開発プロジェクト」※1に採択されましたのでお知らせいたします。
これにより、当社は最長で5年間に渡って、研究費用の支援を受けることが決定しました。


左から:代表取締役社長(CEO)小野瀨 隆一、技術顧問・共同創業者 安井 隆雄、最高執行責任者(COO)水沼 未雅、最高技術責任者(CTO)市川 裕樹

 

■概要
当社が、名古屋大学・北斗と共同研究中の「超高精度・無侵襲早期がん診断を実現する尿中 microRNA の簡易な機械解析システムの開発」がAMEDの「先進的医療機器・システム等開発プロジェクト」※1に採択されました。これにより、当社は今後最長で5年間に渡って、研究費用の支援を受けることが決定しました。

AMEDは、国が定める「医療分野研究開発推進計画」に基づき、医薬品、医療機器・ヘルスケア、再生・細胞医療・遺伝子治療等6つの統合プロジェクトを中心とする研究開発を推進しています。基礎研究から実用化まで一貫した研究開発を行うことにより、成果を一刻も早く患者さんにお届けすることを目指しています。

当社では今回の採択を受け、尿検査による超高精度早期がん診断※2の開発をさらに加速していきます。今後、脳腫瘍をはじめとしたアンメット・ニーズが高いがん種の高精度早期発見検査の実用化を目指して、技術開発を進めてまいります。

※1:令和2年度「先進的医療機器・システム等技術開発事業」における「先進的医療機器・システム等開発プロジェクト」
   重点課題「検査・診断の一層の早期化、簡易化」
※2:2019年度より名古屋大学・社会医療法人北斗と共同研究を開始。

 

■共同研究者コメント

名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経外科 准教授
夏目 敦至 先生より:
脳腫瘍は物忘れなどの症状を起こすことがあります。物忘れや認知症は関心がありながら、脳腫瘍を疑って脳MRIなどの検査をされることは少ないです。このように本当はニーズがありながらも、「まさか」という意識のため十分満たされていないことをアンメットニーズと言います。一滴の尿で脳腫瘍があるかどうか早期に分かれば、安全に治療することが可能になります。それを実現する画期的な技術です。

慶応義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット 特任助教 北斗病院腫瘍医学研究所 医師
加藤 容崇 先生より:
次世代シーケンサーによる遺伝子解析技術が進み、個々のがん遺伝子を網羅的に調べる「がんゲノム医療」が急速に普及してきており治療成績は上がってきていますが、それでも高悪性度のがんは依然として治療が困難です。がんを治すには「早く見つけて早く治療する」しか方法がありません。しかし、がんを早く見つける技術には、簡便、安価、高精度、患者さんの負担が少ない、など多くの制約があり社会実装は非常に困難です。本研究はそれらの多くの制約を突破できる可能性があり、新たながん医療を切り開く技術だと思います。

 

■当社の技術と提供価値

当社は、名古屋大学発ベンチャーとして、日本が誇る素材力を用いて尿からエクソソームを網羅的に捕捉し、AI(人工知能)を組み合わせて医療に応用することで、現在のがん診療が抱えるさまざまな課題解決に取り組んでます。当社のコアテクノロジーは酸化亜鉛ナノワイヤを用いた独自のエクソソーム抽出デバイスにあります。エクソソームには核酸やタンパク質などさまざまな生体分子が含まれており、バイオマーカーとして着目を集めています。本デバイスを用いることでエクソソームを高効率に抽出することができ、疾患の発症や悪性化に深く関与しているmiRNAを1,300種類以上検出し、その発現パターンを機械学習で解析することで高精度でがんを検出することに成功しています。本技術を応用することで、わずか一滴の尿から高精度でがんを早期発見する検査や、ひとりひとりに最適な治療の選択が可能となる検査を開発し、人々ががんで命を落とすことのない世界を目指します。

 

2020年06月17日

尿検査によるがんの早期発見を目指すIcaria株式会社が、シリーズAの 資金調達を実施。同時に、社名を「Craif株式会社(クライフ)」に変更

Icaria 株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:小野瀨 隆一、以下Icaria)は、ANRI、大和企業投資株式会社、Aflac Ventures LLC.、森トラスト株式会社、米国ベンチャーキャピタルファンドFounders FundのスカウトファンドであるFF APAC Scout他、本邦大手企業1社、米国投資ファンド1社からシリーズAの資金調達をいたしました。また、本日2020年6月17日(水)に、社名をIcariaから「Craif株式会社(以下Craif)」に変更いたしましたのでお知らせいたします。

左から:代表取締役社長(CEO)小野瀨 隆一、技術顧問・共同創業者 安井 隆雄、最高執行責任者(COO)水沼 未雅、最高技術責任者(CTO)市川 裕樹

<資金調達について>
■資金調達の背景・目的
当社は、名古屋大学発ベンチャーとして日本が誇る素材力を用いて尿からエクソソームを捕捉し、AI(人工知能)を組みあわせて医療に応用することで、エクソソームバイオマーカープラットフォームを構築しています。このプラットフォームを用いてわずか一滴の尿から、高精度でがんを早期発見する検査や個別化医療を実現する治療選択プラットフォームを開発しています。今回の資金調達により、独自デバイスのさらなる開発や臨床研究の推進に取り組んでまいります。

■新規引受先 ※順不同
大和企業投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野 清久)
Aflac Ventures LLC.(本社:米国ジョージア州 President:Nadeem Khan)
森トラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊達 美和子)
FF APAC Scout(本社:米国カリフォルニア州)
他、本邦大手企業1社、米国投資ファンド1社

■既存引受先
ANRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐俣 アンリ)


<引受先のコメント> ※順不同
■新規引受先

大和企業投資株式会社:
代表取締役社長 平野 清久
『尿由来の非侵襲ながん検査が行える』キャッチーさと、『エクソソームを捕捉する技術』を活かした各種研究の奥深さ、そして何より『ビジョンを高い解像度で共有している経営メンバー』がこのステージで揃っている強さに惹かれました。また、弊社が賛同するSDGsに資する事業であると見込み、今回Craifに出資させていただきました。小野瀬代表をはじめ、皆様のますますの成長が楽しみです。

Aflac Ventures LLC.:
アフラック・イノベーション・パートナーズ合同会社
代表 マネージングディレクター 島田 智行
昨今、がんのリスクを調べるスクリーニング検査が注目されていますが、手軽に受けられるだけでなく、高精度であることが求められています。高精度でがんを早期発見する検査を目指すCraifには大変期待しています。弊社は今回の出資によってCraifの研究開発をサポートし、がん検診の受診率向上につながるスクリーニング技術の発展に貢献してまいります。

森トラスト株式会社:
代表取締役社長 伊達 美和子
当社はコーポレートスローガン「Create the Future」の下、革新的な技術やサービスと当社のリソースを掛け合わせた新たな価値を創造し、社会課題のソリューション提供を目指しています。Craifの保有技術は、がんの早期発見を通じて健康長寿に貢献するなど、社会的意義や将来性が高く見込まれ、今回出資いたしました。当社では、ウェルネス社会の実現に向けて、ウェルネス・エクスペリエンス「Wellness Go」の提案に取り組んでおり、一緒に歩んで行きたいと考えています。

FF APAC Scout(米国):
Jeffrey Lonsdale, Investor
It is easier to convince patients to get their urine tested than to get a blood test, so I am excited by the vast increase in early cancer detection that Craif’s technology should enable.
(和訳)
尿検査は、血液検査に比べて簡便で痛みもないため、より多くの人々に検査を受けて頂けます。
Craifの技術で手軽な検査が可能になり、がんの早期発見率が大きく向上することを期待しています。

■既存引受先

ANRI:
General Partner 鮫島 昌弘
「君の人生を賭けて取り組むべき課題はそれじゃない、この技術で世界を変えよう」小野瀬さんをたきつけて会社を作るところから支援させていただいて早2年が経ちました。今では素晴らしいチームメンバーに囲まれ感動です。引き続き日本の高齢化という社会課題の解決に向けて真正面で取り込んで行きましょう。
Change the World! Craif! 行くぞ!!!

 

<社名変更について>
■新社名
Craif株式会社(クライフ)英語表記: Craif Inc.

■新ロゴマーク

■変更日
2020年6月17日(水)

■新コーポレートサイト
https://craif.com/


■新社名に込めた想い
新社名のCraif(クライフ)は、 日本の文化の中で長寿の象徴とされている鶴“Crane(クレーン)”と、人生を意味する“Life(ライフ)”の掛け合わせにより生まれました。我々は、「人々が天寿を全うする社会の実現」というビジョンのもと、尿検査により、痛みを伴わず高精度にがんの早期発見ができる世界を目指しています。がんの早期発見は健康寿命の延伸や医療費の抑制に直結する最重要課題の1つであり、世界で最も高い高齢化率である日本でこそ率先して取り組むべき課題です。
日本発の我々がこの課題に取り組み、世界の手本となるような高齢社会の実現に貢献していきたいという想いを込めて、Craifと制定いたしました。

■当社の技術と提供価値
当社は、名古屋大学発ベンチャーとして、日本が誇る素材力を用いて尿からエクソソームを網羅的に捕捉し、AI(人工知能)を組みあわせて医療に応用することで、現在のがん診療が抱えるさまざまな課題解決に取り組んでます。当社のコアテクノロジーは酸化亜鉛ナノワイヤを用いた独自のエクソソーム抽出デバイスにあります。エクソソームには核酸やタンパク質などさまざまな生体分子が含まれており、バイオマーカーとして着目を集めています。本デバイスを用いることでエクソソームを高効率に抽出することができ、疾患の発症や悪性化に深く関与しているmiRNAを1,300種類以上検出し、その発現パターンを機械学習で解析することで高精度でがんを検出することに成功しています。本技術を応用することで、わずか一滴の尿から高精度でがんを早期発見する検査や、一人ひとりに最適な治療の選択が可能となる検査を開発し、人々ががんで命を落とすことのない世界を目指します。

2020年04月07日

令和2年度「科学技術分野の文部科学大臣表彰」にて弊社の共同創業者兼技術顧問の安井 隆雄が若手科学者賞を受賞

この度、弊社の共同創業者兼技術顧問である安井 隆雄の研究する「ナノ空間制御における革新的バイオ分析法の創出」が、令和2年度「科学技術分野の文部科学大臣表彰」の若手科学者賞を受賞しましたのでお知らせいたします。若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者が対象となっております。

<授賞をうけてのコメント>

共同創業者 兼 技術顧問 安井 隆雄 健康長寿社会の実現という社会的課題を解決すべく、エクソソームの革新的な解析手法は世界中のがん・その他医療研究者が切望していました。私はこれまでに、精緻なナノ空間の設計戦略に基づき、従来不可能と思われていたエクソソーム解析手法の具現化に成功しています。この開発した技術が、Icaria株式会社の共同創業のきっかけに繋がっています。 これからも、がん早期診断技術の開発やがん層別化マーカーの探索を通して、健康・医療関連産業の振興や、国民の健康寿命の延伸に貢献したいと考えています。