Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)の技術顧問・共同創業者である安井 隆雄(東京工業大学 生命理工学院教授)と名古屋大学医学部附属病院産科婦人科の横井 暁 病院講師、名古屋大学大学院医学系研究科産婦人科学の鵜飼 真由 医師、梶山 広明 教授、北海道大学大学院工学研究院の猪熊 泰英 教授、国立がん研究センター研究所病態情報学ユニットの山本 雄介 ユニット長、慶應義塾大学薬学部薬物治療学講座の松崎 潤太郎 准教授、東京医科大学医学総合研究所の落谷 孝広 特任教授らの研究グループが、卵巣がんエクソソームにおける特異的な膜タンパク質を網羅的プロテオミクスにより新しく同定し、かつ、エクソソーム分離方法としてポリケトン鎖修飾ナノワイヤを開発した件に関する研究成果が、2023年7月7日付の学術雑誌「Science Advances」に掲載されました。

東京工業大学 生命理工学院 教授。2014〜2019年ImPACTプロジェクトマネージャー補佐就任、2015〜2019年JSTさきがけ研究員、2019年〜2023年再度JSTさきがけ研究員を拝命。2018~2023年名古屋大学大学院工学研究科・生命分子工学専攻准教授。研究テーマはナノ空間を利用した新奇生体分子解析手法の開発。がん細胞から正常細胞へ輸送されるがん化因子であるエクソソームの定量解析を目指している中で、ナノワイヤを利用して、わずか1ミリリットルの尿からがんを特定する技術を新たに発見。同技術を実用化すべく、代表の小野瀨と共に2018年5月にCraif株式会社を創業。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設⽴:2018年5⽉
資本⾦:1億円(2023年3⽉20日現在)
事業:がん領域を中⼼とした疾患の早期発⾒や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、がんリスク検査マイシグナル®︎の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/
