Craifロゴ
ドロップダウンアイコン
ドロップダウンアイコン
ドロップダウンアイコン
ドロップダウンアイコン
JP
/
EN
Craifロゴ
メニューアイコン
Press
Craif、「令和8年度成長型中小企業等研究開発支援事業」に採択〜尿によるポイントオブケア測定「トイレ統合型デバイス」の実現へ〜
2026.08.04

 バイオAIスタートアップのCraif株式会社(本社:東京都新宿区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、経済産業省・中小企業庁の「令和8年度 成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」において、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学と共同で行う研究開発事業「『診るトイレ』の実現:尿中バイオマーカーのポイントオブケア測定による日常的未病検知システムの確立」が採択されたことをお知らせいたします。

■ 開発の背景と課題
わが国では国民医療費が48.0兆円と過去最高を更新し(※1)、平均寿命と健康寿命の差による「不健康期間」の増大が課題となっています。この構造を転換するには、「治療」から「予防」へと健康管理のパラダイムをシフトさせることが不可欠です。

予防型の健康管理には、年一回の測定では捉えきれない個人内の変動を継続的に観測する必要があります。しかし特定健診の受診率は目標を下回り(※2)、ウェアラブルデバイスも心拍・体温などの生理マーカーの計測にとどまります。体内情報を直接反映するバイオマーカーを継続的・定量的に計測する手段は、いまだ確立されていません。

※1 厚生労働省, 2025「国民医療費」
※2 厚生労働省, 2025「2023年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況」(特定健診受診率59.9%、国の目標70%を下回る)

■ 本研究開発の概要
本事業では、日常の排尿行為の中で採取・測定が自動完結し、体内バイオマーカーをその場で定量判定できる「トイレ統合型デバイス」の開発に取り組みます。

研究開発計画名
『診るトイレ』の実現:尿中バイオマーカーのポイントオブケア測定による日常的未病検知システムの確立

特徴

  • 体内バイオマーカーの測定と継続性の両立(尿の活用):採血と異なり、日常の排尿行為の中で痛みなく・毎日・自宅で自然に採取できる
  • 『診るトイレ』デバイスの開発:電気化学的検出機構・マイクロ流路採取機構により、意識することなく排尿行為の中で採取・測定が自動完結
  • 多様なバイオマーカーへの拡張性:DiAcSpmや尿酸など、将来的に測定対象を拡張し、複数の健康指標を一つのプラットフォームで可視化

本デバイスの開発を通じ、日常における無意識かつ継続的な健康管理インフラを構築し、国民の健康寿命延伸と医療費抑制に寄与してまいります。

■ 成長型中小企業等研究開発支援事業について

成長型中小企業等研究開発支援事業は、中小企業者等による精密加工、表面処理、立体造形等のものづくり基盤技術及びサービスの高度化を図ることを目的として、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発や試作品開発、その成果の販路開拓に係る取組を支援するために行うものです。

中小企業庁Webサイト:https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/hojyokin/saitaku/2026/260626001.html

■ Craifについて

 Craif(クライフ)は がん早期発見に取り組む2018年創業のバイオAIスタートアップです。尿をはじめとする体液から、DNAやマイクロRNAなど多様なバイオマーカーを高精度に検出する独自の解析技術基盤「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」とAI技術を融合し、がんの超早期発見・早期治療・早期復帰を可能にする革新的な検査を開発しています。バイオテクノロジーとAIの力を社会に広く届けることで、当社のビジョンである「人々が天寿を全うする社会の実現」を推進します。