2023.04.25
Craif株式会社は4月20日(木)に「がん検査の精度と数字のトリック」というテーマで、第1回メディア向け勉強会を開催いたしました。世の中には多くの種類のがん検査がありますが、本当に良い検査とは何か、医師も意外と知らない検査結果の数字のトリックや、生活者が知っておくべき検査の基礎知識を解説しました。
5月11日(木)開催の第2回目のお申し込みも受け付けています。
参加申し込み及び録画データのご相談は、下記フォームよりお願いいたします。
申し込みフォーム:https://forms.gle/juJXcAfADaaxvdn78
<プログラム / 全3回>
第1回目:検査の精度と数字のトリック。がん検査の基本となる指標を解説(4月20日開催済)
1)がん検査の用語解説:感度?特異度?検査精度の指標を正しく理解する
2)数字のトリック:精度98%のがん検査でもほとんど当たらない!?
3)精度だけでなく、誰が受けるかが大切
4)次世代がんリスク検査「miSignal®」の検査表を初解説!(前半)
第2回目:「生存率」が高ければいいというわけではない!?(5月11日開催予定)
1)医師も勘違いする、検査結果の3つの落とし穴
2)早期発見すれば安心、とは限らない
3)がん検査の本当に大切な指標とは?
第3回目:最先端の事例から紐解く、がん検査の未来(6月1日開催予定)
1)なぜ公的ながん検診には5種類しかないのか
2)どれだけ良い検査でも、みんなが受けるとは限らない!
3)社会を良くする「良い検査」とは?
4)次世代がんリスク検査「miSignal®」の検査表を解説!(後半)
◾︎講師紹介
代表取締役CEO・共同創業者 小野瀬 隆一
1991年生まれ。幼少期をインドネシアと米国で過ごし、早稲田大学国際教養学部在籍時にカナダのマギル大学に交換留学。卒業後は三菱商事に入社し、米国からシェールガスを日本に輸入するLNG船事業に従事。2016年にはサイドビジネスで民泊会社を創業。2018年に三菱商事を退社し、同年Craif株式会社を創業。がんとの戦争に終止符を打つことをミッションに、生体分子の網羅的解析でがん医療の改革を目指す。2021年Forbes Asiaより「アジアを代表する30歳未満」に選出。
最高技術責任者CTO 市川 裕樹、Ph.D.
1986年生まれ。東京大学大学院 薬学系研究科にて博士号取得。ケミカルバイオロジーを専攻し研究に携わる一方、米国のNPOにて開発途上国への医療テクノロジー導入も支援。2013年7月にバイエル薬品に入社。MR、全社プロジェクトのPMO、マーケティングと経営企画のマネジャーに従事。2019年1月 同社を退職後、Craif株式会社に参画。
■勉強会の様子
■勉強会投影資料(一部抜粋)
■ マイシグナルについて
マイシグナルは、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすマイクロRNAに着目した次世代がんリスク検査※です。本サービス最大の特長は“痛みがない”という点です。ご自宅またはマイシグナル導入医療機関で採尿するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックを行っていただけます。現在の対応がん種は大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、すい臓がん、食道がん、卵巣がんの7種です。詳細はWebサイト(https://misignal.jp/)をご覧ください。
※:尿に含まれるマイクロRNAをAIで分析するがんリスク検査技術として業界初
■Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP™(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifではNANO IP™を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。