2025.01.21
尿がん検査「マイシグナル®︎」を提供しているCraif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、2024年11月に発足し、現在250社以上に参画いただいている「すい臓がん啓発プロジェクト powered by マイシグナル」における取り組みの一環として、2025年3月2日(日)に500名限定のすい臓がん啓発イベント「本田圭佑 × 医師が語る 健康法とがん対策」を愛知県名古屋市内の中日ホールで開催いたします。
当日は「すい臓がん啓発プロジェクト」の参画医療機関である名古屋大学大学院医学系研究科消化器内科学 川嶋 啓揮教授や、すい臓がんの最先端の研究に取り組まれている慶應義塾大学 医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット 特任助教 加藤 容崇先生より、すい臓がんに関する最新の情報や早期発見の重要性についてお伝えします。
また、世界を舞台に活躍する本田 圭佑氏をゲストに迎え、加藤 容崇先生と2人に1人ががんになる時代のがんの向き合い方について対談いたします。
■ 詳細
【日時】2025年3月2日(日)開場13:30 / プログラム14:00~15:30
【場所】中日ホール(名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル6F)
【形式】オフライン開催(事前申込制、限定500名予定)
【参加費】無料
■ プログラム
1.オープニングセッション
「東海から世界へ。すい臓がんプロジェクトが変える未来」
小野瀨 隆一(Craif株式会社 代表取締役CEO)
2.医師による最新がん対策セッション
第1部
「知っていますか?すい臓がんのこと。備えるために、正しく知ろう」
川嶋 啓揮先生(名古屋大学 医学系研究科消化器内科学 教授)
第2部
「東海発!世界初!すい臓がんの早期発見における最先端の研究成果」
加藤 容崇先生(慶應義塾大学 医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット 特任助教)
3.本田圭佑 × 医師 スペシャル対談
「2人に1人ががんになる時代。私たちはがんにどう向き合うべきか。」
イベント終了後、尿がん検査「マイシグナル・スキャン」体験会を実施いたします。
※体験会は事前にがんリスクテストを実施し、抽選にて選ばれた方のみ参加可能です。
■ ご応募について
・募集人数:500名
・応募方法:TOKAI RADIO WEBサイト「EVENT」
すい臓がん啓発イベント 申込受付サイトからお申し込みください。
・応募期間:1次申込 1月21日(火)10:00~2月9日(日)23:59
2次申込 2月10日(月)10:00~2月21日(金)23:59
・当選連絡:1次申込 2月13日(木)
2次申込 2月25日(火)
※当選者に当選メールを配信
・お申し込みフォーム:https://business.form-mailer.jp/fms/37200d71273482
■ 登壇者
本田 圭佑氏
X&KSK Co-Founder & General Partner。
プロサッカー選手/指導者、エンジェル投資家、起業家。サッカーワールドカップにて3大会連続でゴール・アシストを達成した史上6人目のサッカー選手となった。ベンチャー投資においては、2016年、自身の資産を運用する個人ファンド「KSK Angel Fund」を設立し、2018年、俳優のWill Smithと共同で「Dreamers Fund」を設立。さらに2024年に「日本初のデカコーン企業を生み出す」というミッションのもと「X&KSK」を設立。
名古屋大学 医学系研究科消化器内科学 教授
川嶋 啓揮先生
名古屋大学医学部卒業、名古屋大学関連の半田市立半田病院、愛知厚生連渥美病院で研鑽を積んだのち名古屋大学医学部附属病院で勤務。専門は胆道・膵疾患の内視鏡的診断と治療。消化器内科学教室では、膵癌の早期発見や進行膵癌に対する新規治療法の開発に努めている。各学会の指導医であり、日本消化器病学会財団評議員、日本胆道学会理事、日本膵臓学会評議員などを務める。
慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット特任助教
加藤 容崇先生
北海道大学医学部医学科卒業。同大学院(病理学分野専攻)で医学博士号取得(テーマは脳腫瘍)。北海道大学医学部特任助教として勤務したのち渡米。ハーバード大学医学部附属病院腫瘍センターにて膵臓癌研究に従事。帰国後、慶應義塾大学医学部腫瘍センターや北斗病院など複数の病院に勤務。専門はがん遺伝子解析、膵臓癌を中心とした新規診断方法、治療方法の開発。日本サウナ学会、日本鍼治療標準化学会の代表理事もつとめ、健康(疾患の早期発見、予防)に関する研究を第二の専門としている。
Craif株式会社 代表取締役CEO
小野瀨 隆一
1991年生まれ。幼少期をインドネシアと米国で過ごし、早稲田大学国際教養学部在籍時にカナダのマギル大学に交換留学。卒業後は三菱商事に入社し、米国からシェールガスを日本に輸入するLNG船事業に従事。2016年にはサイドビジネスで民泊会社を創業。2018年に三菱商事を退社し、同年Craif株式会社を創業。がんとの戦争に終止符を打つことをミッションに、生体分子の網羅的解析でがん医療の改革を目指す。2021年Forbes Asiaより「アジアを代表する30歳未満」に選出。
■ すい臓がん啓発プロジェクトの紹介ウェブサイトについて
プロジェクト発足背景、今後の取り組みの詳細はすい臓がん啓発プロジェクトをご覧ください。本プロジェクトに参画を希望する企業、早期発見プログラムに参加希望の方はウェブサイトよりお申し込みください。
すい臓がん啓発プロジェクトのプロモーションムービーはこちら
■ すい臓がん啓発プロジェクト発足の背景・目的
すい臓がんの5年生存率はわずか8%であり(*1)、昨年、がん種別死亡者数で胃がんを抜いて第3位となりました(*2)。すい臓がんは早期ステージで症状が出にくく、腫瘍マーカー等の変動がみられない場合も多く、未だ早期発見のために有用な検査手段が確立されておりません。一方で、腫瘍が1cm以下の大きさの段階で早期発見できれば、5年生存率を80%以上に向上させることが可能です(*3)。このようなすい臓がんの情報はまだ広く知られていないことが現状です。Craifは「すい臓がんが当たり前に早期発見される社会をつくる」というビジョンのもと、2024年11月に「すい臓がん啓発プロジェクト powered by マイシグナル」を発足させ、本プロジェクトに賛同いただける皆様と共にを進めていきます。
*1.国立がん研究センターがん対策情報センター 「全国がん罹患モニタリング集計 2009-11年生存率報告」
*2.厚生労働省「人口動態統計2023」
*3.Egawa S, et al : Japan pancreatic cancer registry;30th year anniversary. Pancreas 2012;41 : 985-992
■ すい臓がん啓発プロジェクト powered by マイシグナルについて
・概要
すい臓がん啓発プロジェクトは、早期発見が重要とされるすい臓がんに関して、各種取り組みを通じて知っておくべき情報を提供し、すい臓がんの早期発見につながる検査プログラムに参加いただくことで、すい臓がんの啓発を推進するプロジェクトです。
名古屋大学 大学院医学系研究科消化器内科学、藤田医科大学病院 消化器内科学の医療機関や豊田合成株式会社、株式会社名古屋グランパスエイト、株式会社三菱UFJ銀行を中心に、283の企業・医療機関に参画いただいています。
・主な取り組み:すい臓がん早期発見プログラムの実施
プロジェクトへの参加条件として、まずは生活習慣でわかる「がんリスクテスト」を無料で受け、ご自身のがんリスクを把握していただきます。このテストはスマートフォンで簡単な質問に答えるだけで、7種類のがんリスクを知ることができます。その後、参加者の中から抽選で100名に尿がん検査「マイシグナル・スキャン」を無償でご提供いたします。万が一、「マイシグナル・スキャン」ですい臓んがんがハイリスクになった方も、名古屋大学病院を中心としたプロジェクト参画医療機関で精密検査を受けることが可能です。
■ 「マイシグナルシリーズ」について
「マイシグナルシリーズ」は、予防と早期発見につなげる、がんリスク検査です。このシリーズはマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する検査「マイシグナル・スキャン」、より手軽にがんリスクを評価する検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」、DNAダメージをモニタリング・予防につなげる検査「マイシグナル・チェック」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。4つの検査を通じて、自らの体質的なリスクを知り、日々のDNAのダメージをモニタリングすることで発症予防をサポート。それでも防ぎきれないがんを早期発見することを一気通貫でサポートし、がんの予防と早期発見を促進することを目指した包括的ながん対策です。
詳細はWebサイトをご覧ください。
https://misignal.jp/
マイシグナルシリーズは医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に変わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。
■ 「がんリスクテスト」について
「マイシグナル」が提供するがんリスクテストは、スマートフォンから質問に答えることで個人のがんリスクを簡単にチェックできるサービスです。年齢、病歴、生活習慣に関する一連の質問に回答することで、7種類のがんリスクを知ることができます。結果として気をつけるべきリスクファクターや生活習慣を知ることができ、これからがん予防を対策していく中での指針となります。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP®︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。さらに、すい臓がんが当たり前に早期発見できる世の中を目指し、「すい臓がん啓発プロジェクト powered by マイシグナル」を発足し、がんの啓発活動を推進しています。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設⽴:2018年5⽉
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がん検査「マイシグナルシリーズ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/