INTERVIEWSメンバーを知る

会社経営のど真ん中で急成長を牽引する

丸添 豪宏 Takehiro Maruzoe

コーポレート(会計・内部統制)

PROFILE
事業会社4年、監査法人で8年間勤務。監査法人では大企業からスタートアップまで幅広いクライアントに対して監査、アドバイザリー業務を提供。2022年7月にCraif株式会社に参画、会計・内部統制の責任者として社内体制の構築を担う。

第三者としてではなく、業務中枢の手綱を自分で握りたくてCraifへ

Craifに入る前は、事業会社を経て監査法人で勤務していました。監査法人では会計監査、内部統制、IT統制、IPO等に様々なプロジェクトを通して関わっていました。専門家としてクライアントのサポートをしていくのはやりがいがありましたが、どうしても第三者的立場であることが物足りなくなり、自分が当事者として大きな物事を成し遂げる中枢となりたいという気持ちが次第に大きくなっていることに気付いたのです。
そのような思いで転職活動をする中で、Craifに出会いました。Craifに惹かれた理由は、まずがんの早期発見を推進するという事業の意義。自分自身もこれまでに身内のがんを経験していました。もっと早期発見できていれば、治療も長引かずに根治できていたはずでしたから、がんの早期発見の社会的な意義については身をもって体験していました。がんの早期発見を通して死亡率の低下に貢献できる事業が目の前にあり、自らその事業の中枢として貢献していけるというところに大きな魅力を感じました。また、Craifの行動規範である「Be a Driver=一人ひとりが運転席に座り、Driverとして周りを巻き込みながらゴールを達成する」は、まさに自分が求めていた働き方であり、自分が当事者として物事を成し遂げたいという想いにフィットするものでした。

常に何事もハンドルを握りに行く「Be a Driver」の体現で、あらゆる業務の中心に

入社した最初の1週間は、Craifのメンバーが常にハンドルを握りに行く積極性や行動の速さに衝撃を受けました。この一人ひとりの圧倒的な当事者意識とスピード感のある環境に自分自身がついていけるだろうか、と不安にもなりましたが、自分もみんなと同じような動きをするんだと腹を括ってとにかく実践しました。必要なことは最速でやる。常にハンドルを握りに行く。自ら率先して足りないところの穴を埋めていく。自分自身のこれまでの働き方や常識を捨てて、意識や行動を変えていくということをやりました。そうして、様々なメンバーと積極的にコミュニケーションを取ったり、業務上でポジションをとったりしていく中で、信頼を得られるようになり、アクセスできる情報が格段に増えていきました。何かをする時に、とりあえず丸添さんを巻き込もうよ、と思ってもらえるようになり、全社の中で必要な情報をキャッチできるようになりました。コーポレートというのは、知らないところで何かが起きてしまうというのが一番怖いことですので、これはありがたいことです。こうしてアクセスできる情報が増えたことで自分がやりたいことを、よりスピード感をもって実現できるようになりました。

会社経営のギアを握って適切なスピードの成長を実現する

コーポレートの仕事というのは、会社経営のギア役、すなわち適切なスピードコントロールを実現することにあると思っています。加速しなければならない局面では当然リスクを取ってでも6速でアクセルを踏むという意思決定をする。少し速度を抑えなければならない局面では2速に、踏ん張りどころであれば1速に、など外部環境などを踏まえてガバナンスを効かせながら経営資源の投下を適切にコントロールする。適切に会社経営を行うためには常に誰かがそれをやる必要があり、その役割こそがコーポレートにあると思っています。
今Craifはグロース期にあり、事業としても組織としても成長速度が著しい時期です。その中で、短期的にはメンバーが働きやすい環境を作ってポテンシャルを100%以上発揮してもらえる環境を作る。それを担保しながらも、IPO及びその後を見据えた長期的な決算体制やガバナンスを構築する。このバランスをいかに保つのかを全社最適をにらみながら日々考え、どんどん仕組みを実装しています。

日本発ディープテックの成功の先進的事例をつくりたい

Craifは世界で勝負していく会社です。資金調達手段もミニマムなIPOではなく、大きなIPOを本気で実現しようとしていて、その積極的な選択肢としてナスダックを目指しているところがとてもエキサイティングです。日本発のディープテックが世界的に成功するというのは、未だほとんど前例がなく我々が先駆者にならなければいけない。未知の領域でやり方が確立されていない、成功までの道が全く舗装されていないことを、自ら先導できているというのはとてもやりがいがあります。
もともと、日本の産業として、こうしたディープテックを伸ばしていきたいというのが想いとしてありました。その中で自らがディープテックの成功を実現する立役者になり、今後日本のディープテック国家としての環境や文化を醸成していきたいと考えています。

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