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事業の普及を通じて“天寿を全うできる社会”の実現へ

荒井 悠紀子 Yukiko Arai

ビジネス開発

PROFILE
新卒で大手総合商社にて7年勤務、資源ビジネスに従事。2021年Craifに参画し、事業開発部にてプロダクトリリースに従事。サービスオペレーション構築や商品ローンチ管理、新規販路拡大等を担う。

プロダクトを届けることがそのまま社会貢献につながる、そんな事業開発がしてみたかった

前職の商社では資源ビジネスに従事していました。世界中の人々の生活基盤である資源のビジネスは、世界中で起きているあらゆることに当事者意識・課題意識を持つことができるいい経験でした。
そんな中、これからの人生をかけてどんな仕事をしていくのかを考えたときに、会社のビジョンや、自身が開発に携わったプロダクトの価値を世に広めていくことで、世界の課題を直接的に解決できるものに力を注ぎたい、と感じるようになりました。当時のCraifはプロダクトリリース前で事業開発チームも私で二人目とかなり少数でした。プロダクトの開発はもちろん、会社の組織作りも初期段階から携わって会社のビジョン達成に向けて仲間と切磋琢磨していけるのは、新たな領域でのスキルアップにとどまらず、人生における幸福度のような指標も高いレベルで叶えることができると思ったのが入社した理由です。

目的意識にフォーカスした働き方が実現

Craifで働いていく上で魅力に感じているところは、目的意識を持って働くことにフォーカスできることです。時間や場所なども、必要に応じてフレキシブルに決めていけます。たまに夜遅くなることもありますが、自分がそうするべきだと思うからそうするし、その分、早く帰ることができるときは気にせず帰る、といった感じで自分でコントロールできます。本当に自分が成果を出すために適したやり方を尊重してもらえるのがすごく快適だなと感じます。

求められるのは、意志の強さとオープンネス

Craifは、行動規範の一つに「Empower Your Team = 問題の共有もフィードバックもオープンマインド。透明性を高め、チームとして生産性を上げる」というテーマが掲げられているくらい、チームワークを重視して仕事を進める文化がある会社です。そのため他のメンバーに意見をもらうことが多いのですが、それをフラットに受け止めて、しっかり取り入れて活かしていけるような、柔軟性とオープンさがある人がより高い成果を出しやすい組織だなと思います。一方で、前例がなく正解が存在しない課題に取り組む中で周囲の意見だけで動こうとすると、必ず物事には賛否があるので、がんじがらめになって動けないということにもなってしまいます。だからこそ、自分がどう強くポジションをとれるのか、そして決めたことをやりきることができるかという意志の強さも同時に求められる側面もありますね。
事業開発では社内でもクロスファンクショナルな体制で物事を動かしていく必要があります。色々な部署の人が関わって新しい取り組みを実装していくので、優先度や状況が常に変わる中で全体をまとめて推進していく力がないと、仕事を一人で抱え込んでしまいコトを実現することができません。そうした意味でもオープンに皆を巻き込んで物事をリードしていける人はすごく活躍できると思います。

会社としてのビジョンの達成を見据えて長期的な視点で事業を育てたい

これまではmiSignal®のサービスとしての基礎力を上げていくところ、例えば安定して検査を届ける、顧客体験を磨いていくなどサービス品質を高めていくことに注力してきました。しかし、次のフェーズでは、miSignal®をより有名にし、業界で認知されるためのブランディング戦略を中心に長期的視野をもって取り組むことが重要になります。
事業開発で成し遂げるべきことは、単に目の前の売上を伸ばすことではなく、miSignal®の普及を通じて会社の価値観や、"天寿を全うできる社会の実現"というビジョンが体現され、それが社会に支持されている状態をつくることだと考えています。
例えば、提携を模索している企業とお話しする中では、決まって競合他社と比してCraifがどうであるかを問われます。しかし、他社と比してどうかということを超えて、我々が本当に大事にしていることやそれを通じて達成したいビジョンまでお伝えすることで、それに対して大きく共感してもらえたり、我々と一緒に活動してそのビジョンを達成していきたいと実際に行動してくださる仲間にも出会ったりすることが多くなってきました。
短期的な数字に追われるだけでなく、中長期的にブランドを確立していくことで、miSignal®のポテンシャルが最大限に発揮され、事業が大きく成長することにつながると信じてこれからも活動していきます。

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