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2021.10.26

Craif、市立東大阪医療センター呼吸器外科が共同研究
「肺腫瘍患者の尿中エクソソームの臨床的意義についての検討」を実施

 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、市立東大阪医療センター(所在地:大阪府東大阪市、理事長:谷口 和博)と共同研究契約を締結しました。本契約の締結により市立東大阪医療センター呼吸器外科(研究代表者:東山 聖彦)と「肺腫瘍患者の尿中エクソソームの臨床的意義についての検討」に関する研究を開始したことをお知らせいたします。

■研究概要

 本研究は、肺腫瘍で治療を予定している患者に対して、治療前後における尿中miRNAを調べることで肺癌特異的なバイオマーカーについて解析し、日常の臨床に還元できるバイオマーカー候補を同定することを目的としています。肺良性腫瘍と肺悪性腫瘍における尿中miRNAの比較を行うことで、バイオマーカーとしての有用性を探索します。併せて、肺癌組織型、術後合併症、患者背景因子、悪性腫瘍剤の奏効率と尿中miRNAとの相関についても明らかにすることを目指します。